クロタという名の生命体が排出した駄文という名の廃棄物の吐き溜め

どこまでが本当でどこまでが嘘か分からない、巧妙と言えば聞こえの良い文章を綴るネタブログ。9:1くらいの割合で虚実ないまぜな当ブログは貴方のくすりを、延いては世界の平和をもぎ取っていく為に月0~28、29、30、31のペースで更新していきます。

社会人生活 5日目

 クロタは結局、ブックオフを早々に後にして、未だ未開の地である、寮周辺の住宅街をふらふらと所在なさ気に徘徊し始めた。目新しいものを求めてやってきたそこが、思いの外つまらない品揃えの店舗だったからだ。全国チェーン店は結局、どこも似通った様相になるのだろう。

「はあ……。何もねえな。……そうだ。瀬戸さんが超絶美味いって絶賛してたセブンのコッペパン、ついでに買っとこう」

 しかし、所詮は目的の無い徘徊である。クロタは特に何か収穫を得るでもなく、セブン・イレブンのコッペパンを購入して寮への帰路についた。

 

 

「今から川崎行ってくるけど、一緒に行く?」

 クロタが寮に着くと、寮メンバーの一人、斎藤くんがクロタに誘いを持ちかけてきた。

「うーん、川崎かあ……」

「別に特に用事がなければいいよー。俺、一人でパパっと行ってくるから」

「……いや、行くよ」

 クロタは、しばらく考えた後に、一緒についていく事に決めた。

 クロタは、川崎にあるというアナログゲームショップに行きたかったのだ。

「おっけー! じゃあ、行こうか」

 斎藤くんはクロタの頼みを快諾し、寮の階段を下っていった。

 

 

「まさか一週間前に閉店しちゃってたなんてねー……」

 場所は変わり、川崎。駅より数分の大型ショッピングモールを後にして、斎藤くんは苦い笑みを顔に浮かべていた。

「ほんと、タイミング悪かったね」

 クロタもつられて、力なく微笑む。その表情は心なしか、無念が見て取れた。

「……そういえば、秋葉原アナログゲーム専門店とかあったと思うけど……行ってみる?」

「え!? 今から? いいの?」

 そんなクロタの表情を見てか見ずか、斎藤くんが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あーーーーーーーーーーーーーーーーーもう疲れためんどくせえ飽きたやってらんねえクロタです。

 

とりあえず、まどろっこしいんで、やっぱりいつも通りいきます。

 

今日……というか、正確には昨日(3月31日)の出来事。いつも通り、3月31日当日の体で書きます。恒例ですね。

 

……

 

なんと、斎藤くんは俺のためにわざわざ秋葉原まで行ってくれると言ってくれたのです!

何この人優しすぎる。神か。本当にありがとう。

 

斎藤くんの厚意に甘えて、秋葉原まで行った俺は、無事、長年探し求めてきたアナログゲームを買うことができたのでした。

(購入したお店。品揃えが素晴らしかったです。ありがとうございました。

Role&Roll Station - R&Rステーション秋葉原店

 

ちなみに買ったゲームはコレ。

 

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テストプレイなんてしてないよという、カードゲーム型のアナログゲームです。この言い回し言語的に合ってんのか。

 

まあ、ともあれ、俺はこのゲームをなんと定価の1600円で購入することができたのです。やばくね?

 

アナログゲームにそんなに明るくない方なら全く凄さが分からないかもしれませんが、アナログゲーム好きの方ならこのゲームの価値が分かるでしょう。

 

なんてったって、今やこのゲームは人気すぎて価値が2倍、3倍にも高騰してしまっているのですから。

販売店も少なく、アマゾンのプライムですら4000円を超える始末。

メルカリなんか覗いてみた日には、あまりの高額さに言葉を失うことでしょう。……まあ、これはハードル上げすぎかな。

 

さて、そんな『テストプレイなんてしてないよ』ですが、ルールは至ってシンプル。

勝利すればいい。ただそれだけです。勝利するには15ポイント獲得すればOKです。あと、自分以外のプレイヤーが全員敗北すれば、それでも勝利できます。まあ、当たり前といえば当たり前ですね。あと、一回のゲームにかかる時間は1〜5分です。そう。1〜5分。手軽にできるのも魅力なのです。

 

1人2枚の手札を持って、ゲームスタート。自分の手番が回ってきたら、山札からカードを一枚引いて手札に加え、手札のカードの中から1枚を選んでプレイしていきます。

 

ゲーム中に使うカード達がこちら。

 

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はい。もうお気付きでしょう。

 

このゲーム、一瞬で敗北したり、勝利したりしちゃうゲームです。

 

ほとんどのカードが、写真のような理不尽な効果を持つカードで、自分の手番すら回ってこずに敗北した……なんてことは日常茶飯事。

15ポイント獲得できれば勝利できます、なんて前述しましたが、むしろポイントで勝利する機会の方が少ないでしょう。

もちろん、ポイントを獲得できるカードもありますが、そういったポイント獲得系のカードは無駄に正統派な作りなので、ちまちまとしかポイントを得られず、15ポイント稼ぎきるまでに生き残っていられる保証は皆無です。ってか、ポイント勝ちがこのゲームの勝ち方で一番凄いです。

 

プレイ時間が1〜5分というのも頷けるでしょう?

 

他にも……

 

 

 

 

 

……ハッ

 

あ、あぶない。危うくアナログゲームの紹介記事になってしまうところだった……。

 

えーと、なんでしたっけ。今日のできごとでしたっけ。 あー、寮に帰って俺含めの同期4人と先輩1人とテストプレイなんてしてないよをやって部屋に戻ってコッペパン食べながらこの記事書いてます。そして書き終わりました。おやすみなさい。